桜美林学園教職員組合のおもな1年間の活動

組合の1年間の活動は、給与や労働条件の向上を求める「春闘交渉」を軸として進められています。また、組合への加入・未加入に関わらず、教職員からの労働相談を随時受け付けています。

10月 定期大会

定期大会は、組合の最高意思決定機関であり、毎年10月に開かれます。ここではその年の春闘交渉を総括して、成果と今後の課題を明らかにした上で、次期の執行部を選出します。

12月 忘年会

組合員だけでなく、組合未加入の方も大歓迎です。

12月〜1月 春闘アンケートの作成・実施

組合活動の出発点は、職場の現状の問題点や教職員が日々感じている不満を把握することにあります。アンケートでは、給与・労働条件、管理運営のあり方など多数の項目について、教職員の生の声を調査します。

2月〜3月 要求書(案)作り

アンケートの結果を踏まえて、要求作りに取り組みます。教職員が抱いている不満は、解決を求める正当性・必要性があるか否か、社会的な妥当性はあるか否か、といった観点から検討され、要求へと高められます。この要求は、組合活動の生命ともいえるものです。

3月 歓送会・音楽会

退職される組合員を送り出します。

4月 臨時大会

4月の臨時大会にて、執行部が提案する要求書(案)について討議し、最終決定します。最終決定された要求書を、大会終了後に理事会に提出します。

5〜7月 春闘交渉

理事会からの回答書を受け取って以降、およそ2ヶ月にわたる春闘交渉が始まります。執行部が交渉の担当になりますが、他の組合員も応援に駆けつけ、団結力を背景に、要求実現を目指します。

8月 教育研究集会(日本私大教連主催)

組合は、東京私大教連に加盟しており、その上部組織である日本私大教連が主催する教育研究集会に毎年組合員を派遣しています。ここでは全国の私大教職員組合が集まり、経験の共有や討議を行います。

不定期 文化活動

映画上映会、シンポジウム、講演会、観劇ツアーなど、さまざまな文化活動も行っています。

春闘とは?

春闘とは、「毎年」「春」という特定の時期に集中して全産業別規模で、賃金引き上げ、労働条件の向上を求めて交渉を行うという日本独自の労働運動の方式です。日本の労働組合が企業別に組織されているために生じる弱点を克服するために、1955年から始まりました。

東京私大教連、日本私大教連とは?

東京私大教連の正式名称は、東京地区私立大学教職員組合連合といいます。1都9県の私立大学・短大・高専の教職員組合を組織対象とする連合体であり、2019年7月現在、67組合が加盟しています。東京地区のほかに、北海道、東海、関西、京滋、九州地区にも私大教連があり、これら6地区の私大教連によって日本私立大学教職員組合連合(日本私大教連)が構成されています。

ぜひご加入ください!

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